横顔のひまわり 城下町の日本犬ひまわりです! 横顔のひまわり
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白虎隊の墓地がある「飯盛山」の行脚日記です。


「白虎隊」は、本来、城下区域の防衛の任に当たる予備兵として組織されていた部隊です。十六橋を断つ事にも失敗し、押し迫る新政府軍を前に劣勢を余儀なくされた事から少年兵が投入された経緯などは各種ドラマなどでも描かれていた通りですが、そんな一連のファクトが明るみにされたのも、二番隊の隊士として19名の隊士と共に自決を試みるも一命を取り留めた飯沼貞吉氏(昭和6年に79歳で他界)が、晩年に重い口を開いた事による事と、同じく士中二番隊の隊士だった酒井峰冶氏(昭和7年に他界)の手記が発見された事によるものです。

奇蹟の生還を果した飯沼氏の経緯については、自決を果した19名の隊士の墓と飯沼氏の遺骨(一部)の埋葬箇所に距離が置かれるなど、さまざまな見方もあるようですが、当時の凄惨な戦局を身を持って体験もしない人々には、コメント出来る資格など皆無と云う事ではないでしょうか。落城と早合点した事から飯盛山の山中で自決を図る20名の少年隊士ですが、そんな中にあって飯沼氏が一命を取り留めたと云う顛末は、極限の不幸中にあっての奇蹟的な幸いとして扱われるべき所。庄田保鉄氏らの隊士は、自決を遂げた二番隊から逸れてしまった事で、鶴ヶ城での約一ヶ月間の篭城を戦い抜く訳ですが、仮に飯沼氏が同様の状況を迎えていれば、篭城戦を最後まで戦い抜いた事は明らかだった訳です。戦後の時代を電信技士として生きる飯沼貞吉氏(後年、貞雄と改名します)ですが、ソウルに渡航した際、「白虎隊として一度は失った命」として拳銃の携帯を断った話は有名です。
白虎隊記念館に向うひまわり 飯盛山や白虎隊記念館を臨む舗道の一角です。

お土産屋さんとタイアップする民間の駐車場も多数ありますが

市営の駐車場も無料で開放されています。

マイカーでご来訪されるような場合、こちらの「交通案内」で

事前にチェックされれば宜しいかと思います。
お土産屋さんの前を闊歩するひまわりですが、

取り分け臭気を放つ訳でもない無機質なお土産には

殆ど無関心ですね(笑)
お土産屋さん前のひまわり
白虎隊記念館 こちらが白虎隊記念館です。

雪景色の1月です。
ひまわりは進入不可です(笑) 白虎隊記念館前のひまわり
酒井峰冶氏のスタチュー 記念館前には、酒井峰冶氏と愛犬・熊のスタチューがあります。

07年のお正月ドラマではメインキャラだった酒井氏ですが、

記念館の内部には、平成2年に発見された酒井氏の手記も

展示されています。
スタチューは臭気を放たないはずですが、

何故か、ひまわり興味深々。

と云うか、オシリの臭いを嗅いでます(大爆)

明らかに視覚で反応してますね。
酒井峰冶氏のスタチュー前で戯れるひまわり
酒井峰冶氏のスタチュー前のひまわり 期待ハズレだったのでしょう。

アッサリと退散です(笑)
この石段を登ると白虎隊の墓地です。

数えた事はありませんが、一体何段あるのでしょうか。

運動不足な私には心臓破りのかなりの段数です(笑)
飯盛山の石段を臨むひまわり
飯盛山の石段を登るひまわり ひまわりはヒョイヒョイですね。。

と云うか、一度、リードを放してみたいです(笑)
写真では然程にも見えませんが、

実際にはかなりの段数です。

空手道の方々などはうさぎ跳びで登っていたりしますが(大爆)
飯盛山の石段
白虎隊墓地に向うひまわり 何か、史跡とは関係のないフォトばかりですみません(笑)

史跡と愛犬の二足の草鞋でトピ立てるのも

何気に難しいですね(笑)
こちらも史跡とは関係ないですが、

その実、こんな山中が戦時中の舞台だったと云う事ですね。
飯盛山の山中
自刃十九隊士の墓地前のひまわり 自刃十九士の墓地です。

奥の石碑の字は、解読不能でした。。
この日は短い行脚でしたが、他のスポットについては

後日、ご紹介させて頂ければと思っております。

お散歩セットを携帯しての愛犬との二人三脚は

予定通りに行かないっス(笑)
石段に佇むひまわり
飯盛山から眺めた市街地 飯盛山から観た会津若松市街地です。

更に左手の方角に鶴ヶ城があるのですが、

会津若松は盆地ですので、罹災地などは一目瞭然。

自刃十九士が迎えた当時の状況を察すれば言葉を失います。


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